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ワイメア渓谷 Waimea Valley

ラニ・クリエイツ
Lani Creates, All right reserved.
この看板の先が、渓谷を見渡せるポイント

 ガーデンアイランド(庭園の島)とも呼ばれるカウアイ島の西側には、アメリカの文豪マーク・トゥエインに「太平洋のグランド・キャニオン」と評されたワイメア渓谷が拡がります。

 カウアイ島の島の中心に位置するワイアレアレ山周辺は、世界有数の降雨地帯だそうで、山頂付近が晴天になる確立は、100日に一日程度だそうです。年間降水量も12,000mm以上だそうですので、一日に換算すると・・・日本の梅雨なんて比では無いですね。このワイアレアレ山の熱帯雨林に降った雨が溶岩を削り取り、雨と一緒に流れ、数百万年もの気の遠くなるような年月をかけて、今私たちがカウアイ島を訪れると見る事ができる景観を創り出したのですね。

Lani Creates, All right reserved.
ハワイの州鳥「ネネ」

 ワイメアとは、ハワイ語で「赤い水」を意味しています。その名の通りこの渓谷は赤土で構成されていて、カウアイ島のお土産として人気のあるレッドダートシャツもこの赤土を使って染められています。この赤土の渓谷の土、植物、岩石などの色は、その時の光の条件により刻々と変化し、他ではおそらく見ることのできない素晴らしい景観を作り出しています。自然の力は計り知れないものがありますね。また、雲の切れ間から射す太陽のスポットライトを浴びた景観は、まさしく神様の作り出す天と地の共鳴と言えるでしょう。空を行く雲の流れと共に、変化していく渓谷の色は、一見の価値があります。

 私たちが撮影のため訪れた際、雲も無く晴れていたので、渓谷を撮影しようとカメラの準備を始めると、瞬く間に谷の底から雲が湧き出て、つい先ほどまで拡がっていた渓谷の眺めは雲に隠れてしまいました。仕方なく慌てて他の場所に移動して今度こそ撮影を始めようとすると、また雲が出てきてしまい、何回も慌てて他の場所に移動する収録となりました。晴れていればこの渓谷に登る途中からは、今はロビンソン家の私有地であるハワイ最古の島、ペレが最初に上陸した島とも言われ、また神聖な聖域とされるニイハウ島を望むことができます。

Lani Creates, All right reserved.
雲の切れ間に現れた渓谷

 ワイメア渓谷があるコケエ州立公園には、たくさんの野生の鶏がノンビリと生息しています。この鶏は「セキショクヤケイ」と言う鳥だそうで、元々東南アジアから南アジアにかけて住んでいる野生の鶏なのだそうですが、カウアイ島の鶏たちはハワイにたどり着いたポリネシアの人々が食料としてハワイに持ち込んだ子孫達だそうです。人が近づこうが車が走って来ようがお構い無しに走り回っていますので、くれぐれも彼らを交通事故に巻き込まないように注意して下さいね。

 ワイメア渓谷への道程は、ワイルアからはルート56(Kuhio Hwy-クヒオ・ハイウェイ)を南下し、道なりにルート50(Kaumualii Hwy-カムウアリイ・ハイウェイ)を直進します。さらに、ケカハ方面に走り、ワイメア川の橋を渡り、ちょうどマイル・マーカー「#23」を過ぎた右側から ルート550(Waimea Canyon Dr.-ワイメア・キャニオン・ドライブ)に入り、山道を登ります。ワイメアの住宅地を抜けると右手には広大なワイメア・キャニオンが広がりますが、くれぐれも山道での路上駐車はやめましょう。道は整備されていますが、小さなカーブとアップダウンを繰り返しながらの上り坂です。キャニオンを見るのは展望台まで我慢です。

Lani Creates, All right reserved.
雲の流れにより表情を変える渓谷

 運悪くルート550を通り過ぎた場合は、その先のルート552(Kokee Rd.-コケエ・ロード)に右折します。この道はしばらくするとルート550と合流できますのでご安心ください。キャニオンの一番奥のカララウ展望台(Kalalau Lookout)までは、ワイルアから約90kmのドライブです。

 なお、ルート50からはガソリン・スタンドがありませんので、ガソリンは満タンにされておくことをお勧めします。

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