南米
世界一周クルーズ
【歴史】 東カリブ海の歴史もクリストファー・コロンブス抜きでは語れません。コロンブスに発見され、1648年にオランダ人が植民を開始し、1672年にイギリスに併合されたイギリス領ヴァージン諸島。同じくコロンブスに発見され1666年にデンマークが領有、1917年パナマ運河をドイツ軍から防衛するためこの地を欲したアメリカ合衆国に2500万ドルで購入されて以来その自治領となっているアメリカ領ヴァージン諸島。スペインにより造られた最初の町が繁栄したものの、その後ヨーロッパの列強や隣国から支配され、さまざまな苦難を乗り越えて1844年に独立をはたしたドミニカ共和国。1502年コロンブスに発見され、イギリスの支配下の後フランス領になり、その後フランス海外県となった花の島(又は女の島)が語源のマルティニーク。1818年スペイン人入植その後イギリス領となり1966年イギリス連邦加盟国として独立したバルバドス。当初「聖ヨハネ(サン・ファン)島」と呼ばれ、その市街を「豊かな港(プエルト・リコ)」と呼ばれていたのがいつのまにか入れ替わり、現在の呼称になったプエルトリコなど東カリブ海の島々も西カリブ海の島々同様植民地時代の歴史を色濃く反映しています。
またドミニカのプラトデルディア(本日の定食の意味でご飯と野菜サラダ・肉または魚の煮たもの・豆の煮たもののワンプレートランチ)はバンデーラドミニカーナ(ドミニカ国旗)と呼ばれています。これは白=ご飯、赤=豆、青(緑)=野菜サラダや青バナナを表しています。 ククーやトビウオ、パンプキン・フリッター、西インド諸島風シチュー、ブラックビーンズアンドライスなどのバルバドス料理も比較的日本人の味覚にあった料理です。
■セント・トーマス島 St.Thomas
1493年にコロンブスによって発見されたアメリカ領ヴァージンアイランドの島のひとつ。クルーズ客船の発着する主都シャーロットアマリーは、かつてデンマーク領であったためデンマーク時代の歴史遺産も多く、また数々の免税店が立ち並ぶショッピング街ではブランド品の価格もアメリカ本土より安いため、たくさんの観光客が買物を楽しんでいます。地方政府・連邦政府の事務所も多く、都会のにぎやかさを感じられます。
トルトラ島の東にあるヴァージン・ゴルダ島は、トルトラ島に次ぐ人口の島で、美しいビーチの隠れ家的リゾートが人気で、クルーズの寄港地ツアーでも訪れることができます。(写真もヴァージン・ゴルダ島)
■セント・マーチン St.Martin
フランス領とオランダ領に分割され、クルーズターミナルがあるオランダ領のフィリップスバーグは島の中心地として栄えています。ジュリアナ国際空港のすぐ近くにあるマホ・ビーチは飛行機が通過する真下に位置し、低空飛行を間近で見られる場所として有名です。
フランスの海外県であるマルティニークの首都フォール・ド・フランス。ファッションや食べ物、言葉はもちろん人々の感覚さえもフランス的で「熱帯のパリ」と呼ばれています。入植当時のフランス人と奴隷として連れて来られたアフリカ人にインド人・中国人・アラブ人の血が混じり、各国の血を引く人々はクレオール人と呼ばれ、美男美女が多いことで知られています。
貿易風に吹きさらされて波しぶきをあげる海と断崖、熱帯植物の繁る山、どこまでも続く砂糖きび畑の風景を楽しめる一方で、イギリスの歴史を凝縮した街並み、ビーチに立ち並ぶ近代的なリゾートホテル、通勤ラッシュもあり都会の様相を呈したブリッジタウンと実にさまざまな風景の調和を楽しめます。
「リトルイングランド」と呼ばれるほど文化的でありながらトロピカルアイランドの魅力に富み、観光客を魅了しています。