南米
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プエルトリコ島はカリブ海北東にあります。現在はアメリカ合衆国の自由連合州の本島になっていますが、1493年にコロンブスが到着して以来、19世紀までスペインの支配下にありました。1898年の米西(アメリカ―スペイン)戦争終結後にアメリカ合衆国の保護領となり、現在に至っています。ラ・フォルタレサとサンフアン歴史地区は、16世紀に創設された大航海時代の貴重な文化財として、1983年に世界文化遺産として登録されました。 スペインによる本格的な植民地化は1508年、最初の統治者となったフアン・ポンセ・デ・レオンによって始められました。最初入植地はプエルトリコ島の北東部にあるサンフアン湾の近くにあるカパラでした。しかし、1521年にサンフアン湾の北側に位置するサンフアン島の西端、現在はオールド・サンフアンと呼ばれるサンフアン市の旧市街に移されました。ここに総督府のラ・フォルタレサや砦が築かれ、これらの文化財がサンフアン歴史地区として世界遺産に登録されたのです。 プエルトリコのサンフアン湾はスペインとメキシコの間を行き来するスペイン船にとって重要な中継寄港地でした。その存在はカリブ海だけでなくメキシコ湾沿岸を防衛するには極めて重要な拠点でした。スペインは1520年代初頭からサンフアン島に総督府や市街地の建設とともに要塞の建設を開始しました。オールド・サンフアンの多くの建物は16世紀から17世紀にかけて建てられています。 その中でもラ・フォルタレザはサンタ・カタリナ宮殿とも呼ばれ、総督府として1530年代前半に建設され、現在ではプエルトリコの知事の官邸として使われています。大航海時代を通じてアメリカ新大陸では最大規模を誇る豪華な大邸宅でした。また、サンフアン湾を守るために造築されたサン・クリストバール砦、サン・フェリペ・デル・モッロ砦はポルトガルやイギリスの艦隊との戦いの歴史を刻んでいます。サンフアン大聖堂も 初期に建設された建造物の一つで、フアン・ポンセ・デ・レオンの墓があります。