■石垣島到着
石垣寄港の日、朝早起きしてデッキへ。船はゆっくりと石西礁湖とよばれるサンゴ礁の海を石垣港へ向かいゆっくりと進む。朝日に輝く海に竹富島や西表島のシルエットが美しく見える。反対側には石垣島の街並みと山並みが見えてきた。乗船した台湾の街並みは少し日本の街並みに似た雰囲気もあるので、リーフに囲まれた南国の島・石垣島の方が日本ながら異国情緒を感じた。
朝食は、中華のビュッフェにした。日本ではなかなかめぐり合えない、台湾の街中で食べられるような点心や料理は、中国料理の好きな私にはとても満足のできるものだった。特に、豆漿と油条の朝食は日本ではなかなかお目にかかれないので翌日も通ってしまった。
石垣港では通常のクルーズとは異なり、日本の出入国管理官が乗船し船内にて個別に入国手続きを実施。その分手続きに時間がかかったような気もしたが、パスポートに「ISHIGAKI」と記載されたスタンプも押してもらえたのも良い記念かもしれない。
今回のクルーズには1,324名の乗客が乗船したとのこと。上陸すると岸壁にはたくさんの観光バスが停車していた。多くの人が石垣島島内観光に向かったようだが、我々は離島行きの船からスーパースター・リブラを撮影しようと考え、竹富島に向かった。竹富島では2時間ほどレンタサイクルで島内を散策。夏の竹富島の日差しは強くあまり長く屋外にいるのはなかなかきついが、昔ながらの家々が並ぶ集落や美しいサンゴ礁の海に、夏場ならではの入道雲が添えられ、夏らしい美しい風景を楽しむことができた。
石垣島に戻り八重山そばを食べ、石垣島土産を購入し自宅にゆうパックで送る。外国船のクルーズで寄港地からゆうパックで荷物を送るのも面白い体験だ。
船には、船内時間で15時30分(日本時間では16時30分)までに戻るようにとのことだったので、少し早めに戻る。寄港地ツアーに参加しなかった他の台湾のお客さんたちは、スーパーに買出しに行った人たちや、泡盛や黒糖などの石垣島ならではのお土産を買い込み船に戻りはじめていた。
タラップから船に乗り込んだところで、日本の出国審査を受ける。きっと日本の出国審査官の方も、わざわざ台湾まで出かけ、台湾の人たちと船で石垣島まで戻ってきてまだ台湾経由で東京に戻る我々を物好きな輩と思われたに違いない。確かに5日間の間に日本と台湾の間を2往復したことになる。

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| 竹富島の西桟橋より、さんご礁のリーフの向こうに西表島を望む |
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| 石垣港岸壁にて。下から見ると大きなビルディングのようだ |
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石垣島の出港は、17時(日本時間では18時)。出港の様子を見ようとデッキへあがる。この頃、石垣島では10メートル以上の強い風が離岸する方向の反対側から吹いており、出港しようとバウスラスターを全開にしているようなのだがすぐに押し戻されてしまう。何回か繰り返し離岸しようとしていたのだが、どうやら無理のようだ。しばらくするとキャプテンより「出港を1時間ほど遅らせるが、明日の基隆入港に変更は無い」との放送が入る。
石垣港のタグボートは、スーパースター・リブラの就航にあわせ配置されたという一隻のみ。最初は船尾を曳くだけであったのだが、2回目のチャレンジでは先ず船首を曳き、船首側を離岸させた後すぐに移動し、船尾側を曳き離岸させるという作戦のようだ。
パイロットやタグの活躍のおかげで 18時過ぎに石垣島を無事に出港。出港後、ちょうど我々のキャビンの横にパイロットを乗せるためにタグボートが近づいてきた。パイロットを乗せたタグボートが船から離れてゆく時に大活躍してくれたタグボートのクルーたちに向かって窓越しに大きく手を振った。タグボート上のクルーたちも大きく手を振ってくれた。

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| バウスラスターを使っても風に押し戻されて離岸できなかった |
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この日は、洋食のブッフェに行ってみた。フリースタイル・クルージングなので時間は決まっていない。レストランの空いている時間で自分の都合の良い時間にレストランに行けばよい。少し並んだが、さほど待つことも無く順番に席に案内してもらえた。台湾の母娘の二人組と相席になったが、彼女たちは他のレストランとはしごしていたのか、デザートだけ食べすぐに食事を終えてしまった。周囲を見渡すとワイングラスを傾けたり、有料の飲み物をオーダーしている人はあまりいない様子だった。
先にも触れたが、3泊4日のクルーズにはガラ・ナイトもあり、ドレスアップを楽しめる。ただし、ガラ・ナイトは予約制で人気もあるそうなので、乗船したらすぐに予約したほうが良いそうだ。
この日も夜は、スターダスト・ラウンジにショーを見に行く。出演者は昨晩と同じだが、昨晩とは違うダンスや雑技を堪能させてもらった。やはり、中国雑技は面白かったが、船がそこそこ揺れていたので早めにキャビンに戻り酔い止めに薬を飲んだところ眠くなってしまい、早めに休んだ。そのため、この夜は無料のショーとは別に大人向けの有料のショーもあるとのことだったが、残念ながら視察しそこなってしまった。
船内新聞によれば、このほかにもカラオケ大会やピアノ演奏、バンド演奏などはもちろん、卓球大会やエアロ・キックボクシング、ボディー・ストレッチング、ヨガ、折り紙、漫画教室などのイベントも随時実施されていた。また、おそらく台湾でポピュラーな曲をピアノ演奏にあわせお客さんたちが一緒に合唱したりする一場面もあり、日本船の「ぱしふぃっくびいなす」のようなアットホーム感のあるイベントも実施されている様子だった。
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