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トップページ > クルーズ羅針盤 > スポットライト > ホーランドアメリカライン・アムステルダム号船内見学レポート
■今月のスポットライト

 1873年にオランダのロッテルダムで設立し130年以上の伝統を誇るホーランド・アメリカ・ラインのフラッグシップ、アムステルダム号が「65日間グランドアジア&オーストラリアボヤージュ」の途中、去る10月4日に横浜港に寄港、船内を見学させていただく機会をいただきましたのでレポートさせていただきます。

 アムステルダム号の横浜寄港は、2005年10月の初寄港以来3回目。当日は朝8時の入港にもかかわらず、横浜港では今年最後の外国船の寄港とあって、その入港風景を一目見ようとたくさんの人々が大さん橋や山下公園に集まっておりました。

 現在、ホーランド・アメリカ・ラインは13隻のクルーズ客船を運航、そのほとんどが5万トンから7万トン程度の中型客船で、6万1千トンのアムステルダム号は、今年(2007年)5月東京寄港時に船内見学をさせていただき、このクルーズ羅針盤でも紹介させていただいた5万5千トンのスタテンダム号より一回り大きい客船となります。

【いよいよ乗船!】

 大さん橋の旅客エリアからボーディングブリッジを渡り船内に一歩踏み入れると、暖かい色合いながら、とても洗練された内装と、柔らかな照明が私たちを迎え入れてくれました。この日は、到着後しばらくすると、アムステルダムのお客様を乗せた観光バスが続々と出発、大半のお客様が寄港地ツアーに出かけられたとのことで、静かな船内の見学となりました。

 今回のクルーズは、旅客定員1,380名に対し1,195名のお客様が乗船され、シングルでお部屋を利用されていらっしゃる方もおり、ほぼ満室とのことで残念ながら客室の見学はできませんでした。


横浜港に入港するアムステルダム号

中型客船ながら、見上げるような船体

暖かい色合で、落ち着いた雰囲気が漂う船内

【展望ラウンジとデッキ】

 先ず、昼間は船首の展望ラウンジのため船の進行方向の大パノラマが楽しめ、夜はディスコなども開催される「Crow's Nest」へ。目の前には横浜港の氷川丸やマリンタワー、山下公園などが広がります。アラスカクルーズなどフィヨルドの航行では、きっと美しい眺望を楽しめることでしょう。

船首最上階の展望ラウンジ「Crow's Nest」
可動式の屋根を持つプール。プールは船尾にもある
プールサイドには、くまさんが。親子かな?

 次に、最上部のスポーツデッキを船尾に向かって移動。可動式の屋根を持つプールや、テニスコートを見学。ファンネルをはさみテニスコートの反対側にはバスケットボールのコートもあるそうです。

ベニスのフィンカンティエリ造船所生まれのアムステルダム号
2本並列のファンネルは同社フラッグシップの証か・・・
ファンネル横のテニスコート。反対側にはバスケットコートが・・・

【お子様向けの施設やプログラムも充実】

 プレミアム・クルーズといわれ、比較的お客様の年齢層が高いイメージのあるホーランド・アメリカ・ラインですが、カリブ海などでは短めの家族連れも参加しやすいクルーズも多いため、お子様向けの施設も充実しています。それぞれの年齢層に合わせた施設や、大人立ち入り禁止のスペース「The Oasia」など、お子様にもクルーズを楽しんでもらえる施設やプログラムも充実しているそうです。実際、横浜港大さん橋着岸後には何組かの家族連れのお客様も下船されてきました。

小さなお子様でも毎日飽きることがなさそうなキッズルーム
ハイティーン向けの部屋にはパソコンが並んでいた
ゲームマシーン。ちなみに中央は「鉄拳5」

【船内での楽しみ】


 カジノやラスベガススタイルの盛大なプロダクションショーが楽しめるメインラウンジは、最近の巨大客船のカジノのスペースと比べると多少コンパクトにまとまった雰囲気ですが、十分なスペースが確保されていると感じました。

カジノ
オーシャン・バー
メイン・ラウンジ

 ホーランド・アメリカ・ラインのロング・クルーズでは、歴史や自然など様々なテーマで実施されるクルーズもあります。それらのクルーズで実施される寄港地に関するレクチャーは欧米の方々にはとても人気があります。各種カルチャースクールや映画の上映会場として利用されているシアターのスクリーンの裏には、なんとキッチンが用意されており、ここで実施されるお料理教室も人気の船内イベントだそうです。

 また、船内での楽しみの一つはショッピング。残念ながら船内見学会では停泊中のためショップはクローズしていましたが、外航クルーズでは免税でお買い物ができるので、船に乗るとショップが開くのが楽しみ、という方も多いことかと思います。

シアターのスクリーンの裏に現れたキッチン
船内のショップ、船上でのショッピングも楽しい
これからオーストラリアに向かう船内のショップにはコアラも・・・

【リラックス&リフレッシュできる施設】

 さまざまなトレーニング機器やヨガのスペースなどが揃ったフィットネスセンターに隣接して充実した設備のスパも。洋上で心身ともにリラックス&リフレッシュすることも可能です。

最新のマシンが並ぶジム
スパのトリートメントルーム
スパのジャグジー

【いろいろな時間が過ごせるExplorations Cafe】

 ホーランド・アメリカ・ラインの客船には、ニューヨークタイムズによる「Explorations Cafe」が設置されています。有料ですが、美味しいコーヒーを楽しめるコーヒースタンドと、2千冊以上の蔵書が備えられた図書室、インターネットコーナー、音楽鑑賞コーナーなどが揃った複合施設で、船上から美しい景色を眺めながら色々なひとときを過ごせるゆとりの空間になっています。

Explorations Cafe

2,000冊を超える蔵書

インターネットコーナーも設置

【気になるレストラン】


 クルーズの楽しみの一つ、お食事の方はどうでしょうか。ホーランド・アメリカ・ラインの客船では、最も小型のプリンセンダム号を除き、よりお客様がご希望の時間帯にお食事を召し上がっていただけるように、メインダイニングでは4シッティング制がとられています。また、各テーブルには2人の担当ウェイターが付き、お客様の細かいお好みも覚え、きめ細かく、そして決してわずらわしさを感じさせないサービスを提供してもらえるとのこと。

 予約制のスペシャリティーレストラン「ピナクル・グリル」は、別途一人当たり$30掛かりますが、1回のクルーズで何回も訪れるお客様もいるという人気レストランです。

予約制の有料レストラン、ピナクル・グリル
ピナクル・グリルではブルガリの食器で食事が楽しめる
2階建てのメイン・ダイニングは広々として明るい空間

 また、リド・レストランではカジュアルな雰囲気の中で食事が楽しめます。プールサイドと一体化しており、朝食などをリド・レストランで取り、朝の爽やかな空気を浴びながらプールサイドでいただくのもいいかもしれませんね。

明るい雰囲気のリド・レストラン
リド・レストランはブッフェスタイル
リド・レストランはプールサイドと一体になっている

 ホーランド・アメリカ・ラインの船には、かつてオランダ領であったインドネシア出身のクルーと、世界の海運業界を支えるフィリピン出身のクルーが多く乗船しています。あなたのテーブルを担当されるウェイターさんもどちらかの国の国籍の方になる可能性が高いと思います。これから乗船される方は、インドネシア語やタガログ語で簡単なお礼を伝えられるようにされて乗船されると、より一層思い出深いクルーズになるかもしれませんね。

【ランチ】

 今回は、ランチを試食させていただく機会にも恵まれましたので、ご紹介させていただきます。今回は、メインのお料理は、肉または魚料理、或いはパスタからチョイスができました。残念ながらお魚の料理の写真は近くでオーダーされた方がいらっしゃりませんでしたので撮れませんでした。

蟹肉の春巻き
サーロインステーキ(選択)
アルフレドソース・スパゲティ(選択)
チョコレートムース
メインダイニング前のドレスコードの案内
メインダイニングから眺めた大さん橋には、オランダ国旗も・・・

 いずれのお料理も美味しくいただきました。横浜港に停泊中の外国船から横浜港の景色を眺めながら、日本では味わえない外国船ならではのお料理をいただくのもとても不思議な感覚でした。

【2008年は新造船就航と、日本人コーディネーター乗船クルーズも!】

 欧米では大変人気のあるクルーズライン、ホーランド・アメリカ・ライン。ほんの短い時間乗船させていただいただけですが、前回のスタテンダム号見学の際と同様に、ゆったりとした空間で、きめ細かいサービスのクルーズを楽しめるのではないかと感じられました。今回のクルーズではリピーター率も約80%ということですので、一度体験したら病み付きになるような何かがきっとあることでしょう。また、今回のクルーズにおける車椅子のお客様の割合も20%ほどと業界紙に報道されていました。これは、お子様も含め幅広い年齢層に細やかなサービスが提供されていることを意味しているのかも知れませんね。

 同社では、2008年夏、86,000トンと同社史上最大の次世代客船「ユーロダム号」がデビューします。現時点で最新鋭の「ビスタクラス」を引き継ぐ次世代客船と位置付けられて、新たなパブリック施設も導入される予定です。また、ユーロダムだけでなく、ホーランド・アメリカ・ラインでは、一部のクルーズとなりますが、2008年のクルーズで日本人コーディネーターが乗船するクルーズも決まっております。

 今まで一度乗ってみたいと思いつつもなかなか同社のクルーズに乗船のチャンスの無かった方も、来年は乗船のチャンスかもしれませんので、お気軽にお問合せください!
ホーランド・アメリカ・ラインのおすすめクルーズ
スタテンダム
スタテンダム 2008年も日本に寄港! 日本人コーディネーターも乗船します

25泊26日 オークランド〜神戸クルーズ

オークランド〜タウランガ〜ベイオブアイランド〜ヌーメア〜ホニアラ〜ラバウル〜ヤップ諸島〜グアム〜サイパン〜硫黄島シーニッククルーズ〜那覇〜長崎〜瀬戸内海シーニッククルーズ〜神戸
2008年3月1日(土)〜3月26日(水)


14泊15日 神戸〜香港クルーズ
神戸〜瀬戸内海シーニッククルーズ〜長崎〜釜山〜大連〜新港(北京)〜上海〜香港
2008年3月26日(水)〜4月9日(水)

14泊15日 香港〜神戸クルーズ
香港〜上海〜新港(北京)〜大連〜釜山〜長崎〜瀬戸内海シーニッククルーズ〜神戸
2008年4月9日(水)〜4月23日(水)

ユーロダム
ユーロダム 2008年夏デビュー、日本人コーディネーター乗船クルーズ

10泊11日 カナダ&ニューイングランドの色彩


ニューヨーク〜ニューポート〜ボストン〜バーハーバー〜ハリファックス〜シドニー〜プリンスエドワード島〜ソグネフィヨルド〜ケベック
2008年9月1日(月)〜9月11日(木)


その他の2008年日本人コーディネータ乗船クルーズ
■ウエステルダム:シアトル発グレーシャーベイ経由アメリカンエクスプローラー(7泊8日)

  出航日:2008年5/11、5/18、6/8、6/15、7/6、7/13

■スタテンダム:秋のパナマ運河クルーズ(16泊17日)

  出航日:2008年10/25

■オーステルダム:メキシカンリビエラクルーズ(7泊8日)

  出航日:2008年10/18

詳細は、お問合せください。
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