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「アマデア船内見学レポート」
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TY様(横浜市在住)
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去る、3月12日(日)に横浜市港湾局主催の「アマデア」船内見学会が実施されました。およそ31倍の応募があったそうですが幸運にも当選し、嫁入りしたアマデアの船内を見学することができました。
長年日本最大の豪華客船として活躍してきた旧飛鳥が、どのように化粧直しして生まれ変わったのか気になる方もたくさんいらっしゃるかと思いますので、短い時間でしたが見学することができた船内の様子を投稿させていただきます。
つたない文章と写真ですが、今まで飛鳥でクルーズを楽しまれた皆様や、各地で飛鳥と出会った皆様にご覧いただければと思います。
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■5デッキ(SATURN-DECK・旧:メインデッキ)
船内に足を踏み入れると、飛鳥の時と変わらないレセプションがあり、レセプション上部には田村能里子画伯の壁画「季の奏」がそのまま残っていて、とてもうれしく思いました。
「フォーシーズ・ダイニング・ルーム」は「Vier Jahreszeiten」という名前のメイン・ダイニングに生まれ変わっていました。内装も化粧直しをしたようで、今までとは違った雰囲気が感じられました。とてもうれしい事に、レストランのメニューの表紙には、飛鳥の時と同様に壁画「季の奏」の絵が使われていました。
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■6デッキ(ORION-DECK・旧:プラザデッキ)
このデッキでは「ラスベガス・コーナー」と「ピアノ・ラウンジ」が一体となり、それぞれ「Piano Bar」と「Harry's
Bar」となりました。後部の「グランド・ホール」は「Show-Lounge“Atlantik”」と名前は変わりましたが、そのまま利用される様子でした。船内のショプ「飛鳥コレクション」は「Boutiquen」となり、日本船のようなロゴ・グッズは販売されていないように見受けられました。
このデッキのエレベーターホールの左舷側には、「飛鳥」の船首にあった銘盤が絵画のように展示され、また「飛鳥」建造時の写真パネルが展示されていました。この船が日本の客船「飛鳥」であったことを残してくれようとする新船主「フェニックス・レイゼン社」の心使いを大変うれしく感じました。
このデッキでは、少しキャビンの内部を見ることができました。以前のFステート・ルームですね。ソファーベッドとプルマンベッドのキャビンは、そのまま利用されているようでした。
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■7デッキ(PROMENADEN-DECK・旧:プロムナードデッキ)
プロムナードデッキでは、「マリナーズ・クラブ」がシガー・バー「Havanna Club」に、そして「カード・ルーム」がまだ利用目的は決まっていないとの事ですが「Jamaica
Room」となっていました。飛鳥IIには日本船として始めてのシガー・バーができたそうですが、このような施設をみると、やはり外国船になったのだな、とつくづく感じました。「フォト・ショップ」のところは、そのまま「Foto
Shop」として利用されるそうです。 |
■8デッキ(LIDO-DECK・旧:リドデッキ)
「リド・カフェ」は、「寿司・海彦」と「コンパス・ルーム」のスペースが一体化しかなり広い空間となり、カーペットも張り替えられ、落ち着いた雰囲気の内装の「Restaurant“Amadea”」として生まれ変わっていました。レスト内には、信号旗で「AMADEA」と表示した装飾も施されていました。夕食時にはメイン・ダイニングとともに併用され、アマデアでは、全乗客が一回で食事ができるワン・シッティング制となるそうです。これは、今まで以上に高級船となったと言うことでしょうか?
また、デッキに出るとテーブルとチェアもシンプルながらも丈夫そうな、いかにもドイツらしいものに変わっていて、新しい船になったんだ、と感じさせられる風景が広がっていました。
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■9デッキ(JUPITER-DECK・旧:アスカデッキ)
和室「游仙」があったこのデッキ。和室がどうなったのか気になる方も多いかと思います。当初はドイツの方々にはまったく利用方法が無い和室の存続はかなり危ぶまれたそうですが、かつてアマデアが日本船であったことに敬意を表し「Japanisches
Zimmer“ASUKA”」として保存されることに決まったそうです。ただ、ドイツ人の方々には靴を脱ぐ習慣が無いので、利用せずにそのまま保存されるそうです。今のところ、何も装飾されていませんでしたが、今後、装飾してゆきたいとのお話でした。また、今後乗船される日本人の方にもご利用いただければ・・・ともおっしゃられていました。
「飛鳥ラウンジ」と「ライブラリー」はそのまま利用されるそうですが、「飛鳥」のライブラリーで皆さんが書籍の貸出しの際に記帳されてたノートが、ドイツ人のデザイナーによりオブジェとなって展示されていました。もしかすると、今後アマデアに乗船さる機会に、かつてご自身の残されたサインをオブジェの中から発見される方もいらっしゃるかも知れませんね。また、このデッキでは、「コンファレンス・ルーム」が「Kopernikus
Bar」というバーに改装されていました。
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■10デッキ(PANORAMA-DECK・旧:パノラマデッキ)
「ビスタ・ラウンジ」は、そのまま「Vista Lounge」として利用されますが、一角に「Internet
Cafe」が新たに設けられました。
また、展望浴場「グランド・スパ」、美容室、フィットネス・センター・マッサージ・ルーム、レスト・コーナーの各施設は、「AMADEA
SPA」として生まれ変わっていました。ドイツは、スタイルこそ異なるもののやはり温泉の国だからでしょうか、大浴場は洗い場こそ無くなっていましたが浴槽、脱衣場はそのまま利用されるようです。ドイツの皆さんにもこのスパを気に入っていただけると良いですね。
このデッキでも、キャビンを見せていただく事ができました。ベランダ付の旧セミ・スイートのキャビンです。こちらもキャビン内は「飛鳥」の頃と大きく変わっていなかったようです。
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■11デッキ(SONNEN-DECK・旧:スカイデッキ)

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| Willkommen an Bordとドイツ語でお出迎え |
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さすがにスカイデッキには、そこから見えるファンネルの色が異なるものの、大きく変化している場所はありませんでした。「飛鳥」であった頃とほとんど変わらない様子でした。この日は、ちょうど「飛鳥II」も横浜港に入港したため、新旧の「飛鳥」を同時に見ることができたため、たくさんの人が集まってきていました。
見学会も終わるころ、乗船が始まりドイツ人の乗客の皆さんが乗り込んできました。お客さんの国籍が違うと、やはり外国船になったことを実感しました。
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「飛鳥」が生まれ変わった姿を、出港直前に見ることができたのは本当にラッキーでした。船内は、改装されますますグレードアップした部分も多数ありましたが、この船が日本の客船「飛鳥」であったことを忘れさせない空間もたくさん残っています。きっと、ドイツの皆さんにも大切にしてもらえる事でしょう。今後、世界の海のどこかで「飛鳥II」との再開もあるかもしれません。また、来年の春には東京、鳥羽、大阪、広島への寄港も予定されているとのこと。また、日本で再開することもできそうですね。
アマデアは、この見学会の翌日に大桟橋から出港してゆきました。最後にこのような機会を与えてくださった、フェニックス・レイゼン社と横浜市港湾局のスタッフの皆様に御礼申し上げます。(TY)
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