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■今月のスポットライト
パシフィックリゾート・スタッフの船内視察レポート(4)
ホーランドアメリカ「アムステルダム」視察レポート
横浜大桟橋に停泊するアムステルダム

 関東地方に台風上陸の恐れがあったその日、横浜大桟橋に来航したのはアラスカを主に世界中のデスティネーションを網羅しているホーランドアメリカ社の「アムステルダム」。運良く穏やかな天候となり、船内視察に行ってきた。

 ホーランドアメリカ社は、東西南北の意を持つビスタクラスの4隻(2006年2月よりNoordam号が就航)を中心に全13隻を所持しているプレミアムクルーズ。「アムステルダム」は2002年に名誉ある「シップ・オブ・ザ・イヤー」に輝いた客船であり、期待に胸を高鳴らせて乗船した。

キッズ専用サンデッキ(10歳児まで)

 まず始めにカフェ、バーを見学。濃紺のスタイリッシュな船体から中に入るとイメージは一変して温かく、柔らかい印象。落ち着いた間接照明、紫、オレンジ、茶の色使いから、時に斬新な、非日常の派手な内装も目に留まる。

 そんな中、上層階のデッキへ移動すると・・・不思議な光景。赤い絨毯にやしの木、全体として低めに造られたデッキチェアーとハンモック。何と滝まで・・・!そこは10歳児までのキッズ専用サンデッキ。ファミリーが多い同船では子供向けの施設が充実しており、そこ以外にも各年代を分けた子供向けスペースが用意されている。プールは屋外、屋内と2箇所。屋内は全天候対応型の為、天井を開閉する事が出来る。親の満足には子供の笑顔が必須であり、この船にはそれを達成出来る要素が数多く存在していた。


非日常を演出するピアノバー

 近年世界には様々なクルーズが存在する。造船ラッシュの昨今では船体の形状が類似している部分も数多く見られるが、各社トレードマーク、オリジナリティーとして最も手を加えている部分はファンネル(煙突)である。

 ファンネルは、色、形と様々なものが存在するが、同船は、かつてその美しさから世界の人々を魅了しながらも惜しまれつつ、1997年に引退した同社の5代目ロッテルダム号と同様に、ファンネルが2本存在するのが大きな特徴である。(※同社で現在運航している客船のなかで、2本のファンネルを持つ船はアムステルダム、ロッテルダムの2隻のみとなる。)


「Pinnacle Grill」の陶器はBvlgariです。
 船内に戻り、ヘルススパ、インターネットセンター(PC10台完備)、図書館などのパブリックスペースを見学し、レストラン「Pinnacle Grill」へ。船内のレストランは3箇所あり、ここは完全予約制、カバーチャージ30ドルが必要となる。ここはリピーターからも大変人気を集めており、繊細なノースウェスト料理が満喫出来る。しかも使用されているお皿、陶器などはBvlgari、カクテルグラスはRiedelと贅沢な設備や調度品の数々。乗船したらまず予約を取りたい。

チキンのハニーマスタードソース。

 その後シアターへと案内され、ホーランドアメリカについてのご説明を約1時間。この日は満室と言う事で、あいにくキャビン内を見る事が出来なかったが、画像や細部に渡るご説明を伺え、非常に良く分かった。

 最後にメインダイニング「LA FONTAINE DINING ROOM」にて昼食。ここは2階層吹き抜けとなっており、以前は2部制にて対応していたが、更なるサービスの向上を目的に4部制に細分化した。これにより、一度の来客数が抑えられ、より目の行き届くサービスが実現した。


何よりもスタッフの笑顔が印象的!

 そして料理。サラダ、スープ、メインは3種(チキン、サーモン、パスタ) の中からチキンを選んだ。そしてデザートと盛り沢山の内容。女性を優先したサービスが徹底されており、非常に好印象だった。

 ホーランド・アメリカ日本販売総代理店「オーバーシーズ・トラベル」の山田様のお話の中で、「何よりも働いているスタッフ、サービスに自信」とおっしゃる通り、短い時間ながらフレンドリーなスタッフに好感を持った。長く滞在すればするほど、もっと居たくなる、そんな船だと思った。

 
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