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■今月のスポットライト
パシフィックリゾート・スタッフの船内視察レポート(1)
「クイーンエリザベス2世号」と「オイローパ」視察
今月は、この春大阪に入港した「クイーンエリザベス2世号(QE2)」と「オイローパ」の2隻の船内の様子を、旅行業界向けの見学会に参加したパシフィックリゾート大阪営業所スタッフがお伝えします。

2007年3月、QE2横浜入港の際の船内視察レポートも掲載しました!
祝40周年!クイーン・エリザベス2世号潜入レポート

■クイーンエリザベス2世号見学(2005年3月1日)


廊下の写真:窓に向かってゆっくり景色を眺めていても飽きなさそう

 3月1日(火曜日)、この春からスタートした当社のクルーズ事業の社内研修の一環として、折りしも2005年ワールドクルーズの途中に大阪港天保山岸壁に入港した「クイーンエリザベス2世号(QE2)」を視察するチャンスに恵まれましたので、その時の様子を当社ホームページ読者の皆さんにもレポートさせていただきます。

 今まで「クルーズ」といえばお金持ちが道楽でする旅行の形態・・・、としか思っていなかった私ですが、なんと初めて乗船したクルーズ客船が、この世界一有名なクルーズ船「クイーンエリザベス2世号」となりました。

 7万トンと聞いても、それがどのくらいの大きさか全く想像もつかずに当日大阪港に行ってみると、最寄の駅からすでに「大きい!」その一言で終わってしまいそうなほど、大きな白い船体が目に飛び込んできました。

大平洋横断のルートがバーのいい雰囲気を作っています。

 船内はどうなっているのだろうとワクワクしながら乗船してみると、最初に感じた外見の巨大さだけではなく、優美でかつ趣きがあり、「QE2」という名で長い間さまざまな旅行者に愛されてきた歴史を感じさせます。

 寄港地に停泊しているからと言ってすべての人がエクスカージョン(寄港地ツアー)に出かけているわけではなく、船内の広めの廊下にあるイスやソファーに座り、のんびり読書をしている人などを見かけると、船の中の雰囲気を楽しんでいるかの様に感じました。

 とにかくクルーズ客船の中にはいろいろな設備が揃っていて、長い航海の時間に何をしたらいいのか迷うどころか、どのように過ごしたらいいかありすぎて困ってしまうほど。数あるバーでもそれぞれの色があって、カジュアルなバーから古き良き時代を思わせるようなシックなバーまであり、毎日違ったところで楽しんでもよし、お気に入りのところを見つけて通うなんてこともいいな・・と勝手に想像してしまいました。


日本に来たらダンスは盆踊りにでもなるのでしょうか??

 もうひとつ目に入ったのがダンスフロア。それぞれの寄港地に近づくにつれて、その国を象徴するような飾り付けがなされるそうです。そして日本がこのような感じ。丸い和紙で作られたボンボンのようなものに、桜の花、折鶴などが天井からつるされています。ちょうど3月初め、桜の季節にはまだ少し早かったのですが、ほのかに春を感じさせる気候になってきたころでした。ワールドクルーズともなるとさまざまな国に寄港していくので、その度に飾り付けを変えないといけないスタッフはきっと大変だろうな〜と思いました。

 もちろん、レストランもさまざまあるのですが、これに関しては好きなところでは食事をとれません。泊まる部屋によって食事をとるレストランが決められているのです。といっても一番ランクの低いレストランが目劣りするということはなく、他のレストランと同様質の高いサービスと食事を提供してくれるのでご安心を。部屋毎に分かれているレストランは4つあり、このほかにもビュッフェタイプのレストランもあります。軽く食事を済ませたい時や、カジュアルな格好で食事をとりたい時にはこのようなビュッフェレストランが便利です。


4つのうちの上から3番目のカロニア・レストラン。十分ですよね。

 またちょっとしたことなのですが、QE2の食器をみるとすべて「CUNARD」のマークがはいっています。ちなみにすべてウエッジウッド製とのことです。またスプーンやフォークは銀製ということで、このような細部へのこだわりから格調高さを感じました。

 このQE2はイギリスの船ということもあって、船中に「ハロッズ(Harrods)」(イギリス王室御用達の有名な百貨店)があるのも特徴的でした。ただ、満室のためキャビンの中を見学することはできず非常に残念でした。

 1969年に建造されたと客船と聞いていたので、あまり勝手が良くなかったりするのではないかと思っていましたが、逆に昔からの良いところを引き継いで由緒ある感じがとれ、その名の通り「クイーン」の気品と風格がある客船でした。


降りて外から見てみると、外観からも高級な雰囲気がでているような気がしました。

 停泊中の船内見学とはいえ、クルーズ客船初体験でこのような歴史ある有名なQE2の内部に足を踏み入れることができたことはとても幸せでした。また、クルーズのイメージが必ずしもハードルの高いものではなく、旅行形態の1つの新しい選択になりうると感じる一方、もっともっと他の船を見てみたくなりました。

キュナード・ラインのクルーズ
クイーン・エリザベス2(QE2)
クイーン・エリザベス2

2008年グランドクルーズにて大阪に寄港します

9泊10日 大阪着日本寄港クルーズ

シンガポール〜ホーチミン〜香港〜上海〜大阪
2008年3月10日(月)〜3月19日(水)


11泊12日 大阪発日本寄港クルーズ
大阪〜ホノルル〜ラハイナ(マウイ島)〜ロサンゼルス
2008年3月19日(水)〜3月30日(日)




その他のQE2のおすすめクルーズ

5泊6日 ビスケー湾〜ガーンジ島

サウサンプトン〜ラ・コルーニャ〜ラ・ロシェル〜セント・ピーターポート(ガーンジ島)〜サウサンプトン
2007年5月23日〜5月28日

14泊15日 アイスランドとノルウェーフィヨルド
サウサンプトン〜レイキャビック〜イーサフィヨルズル〜アクレイリ〜トロンヘイム〜オーレスン〜ヘルスィルト〜ゲイランゲル〜オンダルスネス〜ベルゲン〜スタヴァンゲル〜サウサンプトン
2007年6月10日〜6月24日

14泊15日 白夜のノルウェーフィヨルド、スピッツベルゲンと北岬
サウサンプトン〜スタヴァンゲル〜ヘルスィルト〜ゲイランゲル〜オーレスン〜トロンヘイム〜ロングヤールビェン〜ノールカップ〜フラム〜ベルゲン〜サウサンプトン
2007年6月24日〜7月8日


7泊8日 ノルウェーフィヨルド
サウサンプトン〜ベルゲン〜ヘルスィルト〜ゲイランゲル〜オーレスン〜フラム〜サウサンプト
2007年7月24日〜7月31日

5泊6日 ビスケー湾〜ガーンジ島
サウサンプトン〜ラ・コルーニャ〜ラ・ロシェル〜セント・ピーターポート(ガーンジ島)〜サウサンプトン
2007年8月26日〜8月31日

8泊9日 西ヨーロッパ都市巡り
サウサンプトン〜ラ・コルーニャ〜ラ・ロシェル〜セント・ピーターポート〜サウサンプトン
2007年12月6日〜12月14日

クイーン・ビクトリア
クイーン・ビクトリア

2007年デビュー、キュナード・ライン待望の3艘目の新造船
17泊18日 2008年ワールドクルーズ(ニューヨーク〜ロサンゼルス)

ニューヨーク〜〜フォート・ローダデイル〜オランジェスタッド〜パナマ運河通過〜プンタアレナス〜アカプル〜マンザニーロ〜ロサンゼルス
2008年1月13日〜1月30日

クイーン・メリー2
クイーン・メリー2 6泊7日 大西洋横断クルーズ東廻り
ニューヨーク〜サウサンプトン

6泊7日 大西洋横断クルーズ西廻り
ニューヨーク〜サウサンプトン

4泊5日 ニューヨーク発バハマクルーズ
ニューヨーク〜プリンセス・ケイズ〜ニューヨーク
2007年5月25日〜5月29日、7月2日〜7月6日、
2008年2月15日〜2月19日、3月20日〜3月24日


4泊5日 ニューヨーク発カナダクルーズ
ニューヨーク〜ハリファックス〜ニューヨーク
2007年8月31日〜9月4日

10泊11日 ノルウェーフィヨルド
サウサンプトン〜ベルゲン〜オーレスン〜トロン〜ヘイム〜ヘルスィルト〜ゲイランゲル〜フラム〜スタヴァンゲル〜ル・アーブル〜サウサンプトン
2007年6月16日〜6月26日

9泊10日 紅葉のカナダ/ニューイングランド
ニューヨーク〜ニューポート〜ボストン〜バーハーバー〜ハリファックス〜ケベックシティ〜ニューヨーク
2007年9月28日〜10月7日

■オイローパ号見学(2005年4月2日)

外観はスタイリッシュな感じの客船でした。

 続いて、4月2日(土曜日)、前日から大阪港天保山岸壁に入港していた、ドイツのハパグ・ロイド・クルーズの客船「オイローパ(Europe)」の視察に行ってきました。

 事前の情報によるとこの船は最高級船で、ベルリッツ・クルーズ・ガイドで2001年から2005年まで連続して最高の「5スタープラス」を受賞しつづけている唯一の船・・・とのことで期待いっぱい乗船をしました。

 日本最大の豪華客船「飛鳥」と同じくらいの28,600トンと最近の大型客船と比べるとそれほど大きな船ではないのですが、乗客定員は「飛鳥」の592名と比べわずか408名、普通のキャビンでも他客船のスイート並みの広さがあるそうですので、非常にゆったりと過ごす事ができると思います。さすがに最高級船、どの設備をとっても高級感が漂い、とても明るい感じの中にも落ち着きがありました。


オイローパレストランは、とにかく天井が高いのが特徴的です。

 何箇所か船内にあるバーの中でも、私が特に気に入ったところは「ハバナバー」でした。ここはシガーバーで、葉巻を吸いながらグラスをかたむける大人のスペース。キューバ音楽が流れ、ワインセラーならぬシガーセラーもあります。ここにはカクテルやウイスキーなどの強めのお酒のみしかおいておらず、ビールなどの軽いお酒はないとのことでした。葉巻を吸いながら・・・というのが前提にあるようなのでそれも理解ができます。

 4つあるレストランのうち、一番大きいのが「オイローパレストラン」です。400席近くあるので、もし一度に乗船しているすべてのお客様がこのレストランにきても問題ないほどの大きさで、レストランの天井は高く、船の中のレストランとは思えない開放感がありました。今回の旅行会社向けの見学会で提供されたランチの内容ももちろん満足のいくもので、前菜からメイン、デザートに至るまでそれぞれ3種類から選ぶことができました。食事の際にいただいた白のドイツワインがとてもおいしかったです。他にも、イタリアンとユーロアジアンのレストランもあるそうですが、この二つは40〜50席のレストランとなるため、予約が必要とのことでした。


ブッフェスタイルのリド・レストラン。海風に吹かれながら食事もクルーズの楽しみの1つでしょう。

 最後の1つはカジュアルレストランの「リドレストラン」で、こちらはビュッフェスタイルです。このレストランの外のデッキにも席があり、朝食や昼食などはデッキに出て食事をとるのも気持ちよさそうです。肌寒い時期や時間などもあることを配慮してひざ掛けがイスにおいてあったのには驚きました。またプールサイドやデッキのような屋外であってもテーブルなどのクロスはすべてリネンの物を使い、食器などもすべてガラス製を使っていました。屋外ではプラスチック製のものを使う所が多いなか、このような細かなところにも違いを感じることができました。

 プールの半分は屋根つき、もう半分は屋外になっており、雨の日や少々寒い日なども泳げるようになっていました。そこで感心したのはデッキチェアの数です。というのもなんと人数分のデッキチェアがあるというのです。


手前側が屋外、奥が屋根付きのプール。ちなみにプールの上にはフィットネスがあります。

 このような客船に乗船するお客様はもともと余裕がある方だと思いますが、好きな場所に好きなだけいてもよいという気持ちの余裕と場所取りをしなくてもよいという時間の余裕が生まれますよね。もちろんデッキチェアにも1つ1つカバーがかけられていて、「MS EUROPA」のロゴ入りでした。

 前回の「QE2」の見学では、残念ながら満室のため見ることのできなかったキャビンですが、今回は幸運にもスイートのキャビンの2タイプを見学することができました。「ペントハウスデラックススイート」と「ペントハウスグランドスイート」のお部屋です。この2つのタイプの部屋にはなんと専用のバトラー(執事)が付くそうです。その中でもグランドスイートは2部屋しかなく85uという広さ。特に部屋を囲むようにあるベランダは広く、船の一番前に部屋があるので、眺めも抜群です。シャワーブースにサウナ、部屋には4人がけのダイニングテーブルもあるのでルームサービスでもゆっくり食事がとれそうです。ウオ―クインクローゼットもとても広く、長い航海の間に着るドレスなどの洋服がたっぷりかけられそうでした。

 またスイートに限らず、すべてのキャビンにインターネット機能のあるテレビがあり、また無料で専用のメールアドレスが乗船時に与えられるそうです。また名前入りのレターセットが各部屋の中にセットされているのも最高級船ならではのサービスだと思いました。


グランドスイートのベッドルーム。ほとんどホテルの部屋と変わりません。

 その他にシアターやスパ、ゴルフシュミレーターなど、1つ1つの設備はそれほど大きくはないですが、乗客数に対して、時間を過ごす場所が非常に多く、その設備の規模はなんら問題にはなりません。

 オイローパは、クルーズ料金が比較的高額にもかかわらず、ドイツでは特に人気がある客船で、ツアー発売と同時にすぐお部屋が売れてしまうそうです。料金に見合ったサービスと設備、そして最高のクルージングを楽しむ人たちが多いということでしょうね。

 到底手に届かない超豪華客船でしたが、このような客船で一生に一度、1週間だけでもいいので船旅をしてみたくなりました。

 
 
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