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青海省西寧市。
標高2300mのこの街を20年ぶりに訪れたら、なんと街の中心が変わっていた。。
先にビルだらけの新市街区に入った私は、20年でこんなに変わってしまうものかとショックを受けたが、後で旧市街区に行くと、記憶とそれほど変わらない街が残っていてホっとした。
新市街区もビルだらけとは言っても、一番高い建築物は32階建ての王府井百貨店。
まだまだ空が広い、気持ちの良い高原の街であった。
西寧は、郊外にチベット仏教ゲルク派の六大寺院のひとつであるタール寺があることで有名であるが、実は旧市街区には、イスラム教の中国西北地区教本部が置かれている青海省最大・最古のイスラム寺院がある。
それが東関清真寺である。
この周辺には当然ながら、回族が多く住み、イスラム帽を被った男性を多く見かける。まるでカシュガルにいるかのようである。
この寺院は街の通りに面して2本のミナレット(尖塔)とドームがそびえ立っている。白と緑のコントラストが美しい。
この建物を抜けると五門があり、これはドイツ式だそうだが、門をくぐって中庭に入ると両脇の建物及び礼拝堂は中国式で、赤い柱と壁が特徴的である。
広い中庭では、一度に3,000名の信者が礼拝できると言われているが、現実はそれどころではなく、毎週金曜日は3万人、ラマダン明けには13万人以上が集まり、寺院からはみだして周囲の道という道全て信者で埋め尽くされるそうだ。
お寺の内部には、礼拝前に体を清める場所や教学校がある。
体を清める場所には、流し場があり、ティーポットのような形をした水を入れる容器がたくさん並んでいた。
流し場の奥には、お尻を清めるための個室があった。
教学校では、差し込む春の光の中、信者達が真剣な眼差しで学んでいた。
困った時だけの神頼みの私としてはスイマセンと謝りたくなるような光景であった。
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