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1985年8月、初めて天安門広場に立ったときの感動は今も忘れない。南北880m、東西500m。 50万の人々を収容できると言葉でいわれてもピンとこ来ないが、そのだだっぴろさは確かに体で感じた。
南の正陽門から北の天安門へ向かってゆっくり歩いた。天安門の毛沢東像がとても遠かった。歩いても歩いても進んでない感じがした。歴史博物館(現在の中国国立博物館)の柱を下から見上げるとめまいがした。若かった。。。(私が)
4年後、天安門事件が起きた。ショッキングな映像の舞台が天安門広場だった。友人がデモに参加すると言っていた。14年後、建国50周年の式典のために改修され、美しく生まれ変わっていた。式典の様子を北京郊外のホテルのテレビで見ていた。デモンストレーションフライトの戦闘機の音が生で聞こえた。22年後の今年、1万人規模のオリンピックカウントダウン式典が華やかに盛大に行われた。翌日北京を訪れた。新聞各紙の一面には色とりどりの光線でライトアップされた天安門広場が写っていた。
北京を訪れても、天安門広場を見ないと北京に行った気がしない。しかし、毎回感動するかというと、そうでもない。万里の長城や故宮は何度行っても感動するのだが、天安門広場はちょっと違う。安心する。故郷に帰った気分になる。初めて行った当時の思い出に浸ることができる。弟妹がいくら大人になっても小さい頃の弟妹にしか見えないように、私の目に映る天安門広場はいつまでも人民帽、人民服の人々がいる天安門広場だ。
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